そもそも著作権とは何か

これは知っているようで知らないかもしれないので改めて確認
例え話ですが

・Aさんは粘土を使ってキリンを作りました。

↑の場合粘土で作られたキリンは文化的創作物になるので著作権が生まれます。
文化的創作物とは簡単に言えば文芸、学芸、美術、音楽などで
思想、感情を表したものです。粘土の場合美術ですね！
この粘土は自動的に著作権が発生するのでAさん（著作者）の死後50年まで保護されます。

著作権の権利では二つあり、
著作者人格権と著作財産権に分かれます。

著作者人格権は他人に譲渡したり相続させたりはできません
その内容は著作物を公表できることとそのものにタイトルや著作者名を表示する権利と
著作物の内容や題名、著作者名などを勝手に変えられない権利です。
Aさんの続きにすると

・Aさんの作ったキリンは公表され、タイトルは「動物園で見たキリン」とされ、著作者名も表示されました。

↑のようになるとBさんが勝手にタイトルを｢かっこいいキリン」にはできませんし、
著作者はBさんだ！ということもできません。

次に著作財産権ですがたくさんあるので絞ります
著作財産権は、著作人格権と違い権利を他人に譲渡したり相続させたりできます。
内容としては、著作物の複製させれたり、いろんな人に見てもらえたりできます。
Aさんにすると

・Aさんは作ったキリンと同じものを作りました。またそれを全国的に販売しました。
Aさんは飽きたので著作財産権をBさんに譲りました。
するとBさんがこれを美術館に展示しました。

とこんなことができます。
覚えておいて損はないので、頭の片隅にでもおいといてくだされば幸いです！